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入れ歯治療

総入れ歯と部分入れ歯の違いは何か

総入れ歯とは?

総入れ歯とは、簡単に言うと「歯が一本も無い状態に装着する入れ歯」です。
部分入れ歯の様に、ワイヤー等の金具で残っている歯に引っ掛けるタイプならば落っこちたりしませんが、総入れ歯は引っ掛ける歯が全く無いのですから、安定しずらいのです。

どうやって総入れ歯を安定させるのか?

それでは、どの様にして総入れ歯を安定させればよいのでしょうか。
総入れ歯を安定させる原理は「吸盤」と同じと考えて下さい。吸盤はガラス面などの様に平らな物には良く吸着します。
しかし、くっつける相手側がデコボコしていては吸盤は吸着しません。総入れ歯での安定させる第一の条件は「土手(あごの骨)」が豊かであるかどうかです。
土手が痩せていて高さが低い、幅が狭い、形がいびつ、となると安定させることが難しくなります。
良い入れ歯を作ろうにも、単純に条件が悪ければ難しくなっていきます。

部分入れ歯とは?

部分入れ歯とは「ワイヤー等の金具で残っている歯に引っ掛ける入れ歯」です。こちらの図の銀色の金具部分をワイヤーと言っています。
歯に引っ掛けるために総入れ歯の様に「落っこちる」ことは、まずありません。

ご自身で着脱できるものは「入れ歯」です

入れ歯の図

小さなものも、左右につながる大きなものも、ご自身で着脱できるものは全て「入れ歯」です。
左右つなげているので「ブリッジ」と思っている方も多くいらっしゃいますが、これも部分的な「入れ歯」です。

当院の入れ歯治療

技工所に全部任せない、自分でできることは自分でやる

当院ではできるだけ多くの方にご満足いただけるように入れ歯を製作させていただいております。
その中で特に大切にしていることは「技工所に全部任せるのではなく、自分でできる事は自分でやる。」ということです。
例えば、型を採るための「トレー」や「咬み合わせを決める装置」をドクターが作っています。特に「咬み合わせを決める装置」は重要な装置のため、保険診療だとしても自分で作るようにしています。
もしかすると非効率のように思われてしまうかもしれませんが、実際に患者さんと接して治療を行うドクターが入れ歯を製作することによって、患者さんの生活習慣や癖を考慮できますし、何より柔軟に調整が可能です。治療の際に使いやすく正確にできることは患者さんにとっても非常に大切なことですので、残業をしてでも自分でできる範囲は自分で作成いたします。

調整が終わるまで「完成」ではありません

当院では入れ歯が完成して装着すれば「終了」と考えてはおりません。
完成し実際にお使いになってもらって様子を伺い、

「当たりが強くて痛い」

「何となくゆるい」

上記の様な症状を軽減していくために調整する事がとても重要です。
そのため、調整に数回、通院して頂いております。土手が痩せていて難しい場合は、もっと回数が増える事もあります。

この様に、使いやすく調整された状態となって「完成」としています。

その後も、土手の変化によって入れ歯がゆるんだり、ワイヤーがゆるんだりするため、定期的な検査と調整も必要です。
その際「ひび」を確認した場合は、大きく壊れる前に修理をしていきます。

当院で扱っている入れ歯の種類

保険内での入れ歯(総入れ歯・部分入れ歯)が中心になりますが、材料は主にレジンと言うプラスチックで出来ており、部分入れ歯はこのレジンにワイヤーが付いています。
レジンは寸法変化が大きい材料なので、その分、調整も多く必要になってきます。ワイヤーは目立つ上にゆるんだりもしますが、調整しやすいものです。
自費診療では以下のような入れ歯がございます。

金属床

当院の自費診療では金属床(レジンの中に金属のフレームが内蔵されている。)が代表的です。
フレームの金属の種類にはコバルトクロム・チタン・白金等があります。
歯に引っ掛けるワイヤー(金具)が内蔵されたフレームと一体型でとても丈夫に出来ています。フレームは金属で強度があるのでしっかり咬むことができ、薄く作る事も出来るため、違和感が少なくお喋りしやすい入れ歯になります。

写真は、金属フレームのみの写真です。
この上にレジンの床を付け、人工歯を植えていきます。

アタッチメントを使用した精密な入れ歯

歯に引っ掛けるワイヤー(金具)が気になったり、より「しっかり」咬むようにしたい場合に大きな効果を発揮します。
入れ歯の人工の歯と残存している歯にアタッチメントを内蔵しています。

ノンクラスプデンチャー

歯に引っ掛けるワイヤー(金具)が無い入れ歯です。アタッチメントより簡単に扱うことが出できます。

磁石を利用した入れ歯

残っている歯がわずかな場合やぐらついた歯にワイヤーを引っ掛けなければならない時に磁石に変えることで歯への負担を減らします。

当院の入れ歯の流れ

保険

1. 保健用の印象材での型取り

2. 咬み合わせを決める装置の使用

3. 完成(種類によって工程は増えます。)

自費

1. 簡単な型取り

2. 専用トレーを製作し精密な材料での型取り

3. 咬み合わせを決める装置の使用

4. 金属のフレーム製作試適・咬み合わせを再記録

5. ロウの入れ歯に人工歯を並べて咬み合わせの確認→完成(種類によって工程は増えます。)

入れ歯のメインテナンス

前述したように、定期的な検査と調整が重要です。

ご自宅での取り扱い

患者様のお口に合うようにせっかく作った入れ歯です。ぜひ大事に扱っていただければと思います。
固い床に落とすと割れたり、ワイヤー等の金具が曲がったり折れたりする事があります。
入れ歯専用のブラシを使って、全ての面をブラッシングして下さい。特にワイヤー部分は専用ブラシでないとよく磨けないため、歯垢が付いて引っ掛ける歯が虫歯になります。
臭いも付きやすいので、入れ歯洗浄剤の使用をお勧めしています。

ブラッシングしたら、洗浄剤に入れっぱなしでも良いと思います。
乾燥させると変形の原因になりますから、水中に保管して下さい。就寝時は特殊な場合を除いて、取り外すことが基本となります。
(装着したまま、就寝しないで下さい。)

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